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2024年2月22日
ガソリンスタンドを起点に！地域活性化プロジェクト - ヤギヤエンタープライズ -
ガソリンスタンドは、地域の人たちが給油のために定期的に訪れる場所。
地域の人たちが集まる場所だからこそ、地域の拠点となる「場」となることもできます。
また「場」を作ったら、それに伴い「情報発信」を行うことも、今の時代大切なポイントとなってきますね。
日々ガソリンスタンド情報の発信を続けるgogo.gsには、各地域の人たちが自ら情報を求めて、サイトを訪れてくれます。そのようなサイトだからこそ、できることがある！と、ガソリンスタンド店舗からの情報発信のお手伝いも行いたいと動いております。
ガソリンスタンドの中には、もちろんすでに地域の「場」となるべく動き出しているガソリンスタンドも多くあり、本日はその取組みの1つをご紹介いたします。
地域活性化プロジェクト Boost X project
ひと、ビジネス、地域・社会を活性化（= Boost）させるために、ガソリンスタンド事業者が出来うることを、必死で考え、たくさん実行する。
「地域活性化プロジェクト Boost X project」
こちらを進めるのは、富山県砺波市と高岡市でガソリンスタンドを運営する 株式会社ヤギヤエンタープライズです。
≫ ENEOS ダイナミックヤギヤSS / (株)ヤギヤエンタープライズ
≫ apollostation 高道SS / (株)ヤギヤエンタープライズ
ガソリンスタンドの広い敷地や店内、集客力を活用して、地域の企業と繋がり、プロジェクトを開始！
Boost X project は、現在すでに30回目を迎えておりますが、1回目は 2022年6月に行われた ハンドケア、ヘッドマッサージサービスの提供。
ガソリンスタンドのゲストルームで、ハンドマッサージは無料、ヘッドマッサージは10分500円で施術。
合計4日間の開催で、ハンドマッサージは28名、ヘッドマッサージは8名の方がサービスを受けられました。
パートナー企業からは、このような感想が寄せられています。
ここからスタートした 地域活性化プロジェクト Boost X projectは、デザイン勉強会、駐車場運営、店内ポスター・POP・名刺等の作成、シニア向けフォトサービス、カイロプラクティック、春巻き販売会など、業種もサービス内容も多岐に渡る様々なプロジェクトが開催されています。
これらのプロジェクトの詳細や写真、主催者のコメントなど、ヤギヤエンタープライズのHPに全て掲載されているので、是非ご覧になってみてください。
≫ 地域活性化プロジェクト Boost X project
Boost X projectの目的は！？ヤギヤエンタープライズ 代表に聞いてみた！
そもそも Boost X projectを進める目的は、どこにあるのでしょうか！？
ヤギヤエンタープライズ 代表 大巻さんに聞いてみました。
これは、目先の利益を追求するだけでなく、関わるすべての人を成長させることを日々考えています。ガソリンスタンドを ”新たな経済活動のインターフェイス” として見つめ直し、新たな経済活性化システムの中心と位置づけるイメージ です。
このビジョン達成のための手段が「Boost X project」ですね。
私たちは小規模ガソリンスタンド事業者ですので、単独アクションではこの大きなビジョン実現は非常に難しいです。そこで、地域の事業者と協力し、彼らの魅力を最大限に引き出しつつ、新しいアイディアを社外のメンバーと共に創出し、実現していくこと がこのプロジェクトの核心です。
この価値創出プロセスを通じて、顧客は単なる顧客ではなく、協力者という立ち位置となります。
この段階で、自社と他社/他者はチームとして機能 しはじめます。
さらに、社外の人々は、我々の業界に対する既成概念なく、新たな視点をもたらしてくれます。
これにより、外部の人々と我々の強みを組み合わせた双方にメリットのあるビジネスが生まれやすくなります。
これが 複数同時連鎖させることで地域活性化につながり、「Boost X project」を通じて具体化 しようとしています。
ガソリンスタンドが「新たな経済活動のインターフェイス」になっていく過程、「Boost X project」を今後も追ってきたいと思います。
代表は まちの経営コンサルタント
地域活性化プロジェクトを進める ヤギヤエンタープライズ 代表 大巻さんは、ガソリンスタンド運営会社の傍ら、まちの経営コンサルタントとしても活躍されています。
地域のスタートアップ支援施設では、昨年11月に「スタッフ平均年齢56歳 古きアナログガソリンスタンドのデジタル変革 2年で実現した経営革命の裏側」というセミナーを開催。
ガソリンスタンド業界の古い文化との戦いに挑んだ取組みを紹介されたとのこと、とても気になる内容ですね。
実際に、2023年7月の gogo.gsネット予約ランキングでは、予約件数1位・2位を獲得。
≫ お盆の時期に多い車のトラブルは！？【gogogsネット予約】7月予約ランキング （2023年8月10日公開）
ネット予約ランキングの記事を作成しながら、ある時からヤギヤエンタープライズの躍進が気になっていましたが、偶然ではなく、デジタル変革を遂げた結果だったことに改めて驚きました。
ガソリンスタンドがデジタル変革を遂げることは、店舗内の改革にとどまらず、ガソリンスタンドを利用する私たちの利便性向上にも繋がるので嬉しいですね。
福利厚生・制度が充実のワケは！？
本記事作成にあたり、ヤギヤエンタープライズのHPを見ていたところ、福利厚生・制度が充実していることに目が留まりました。
◎ 会社負担で書籍購入OK（技術書や業務に関連する書籍）
◎ メンバー同士のコミュニケーション促進費用
◎ サンクスパートナー休暇 など
≫ https://yagiya.co.jp/company/welfare/
店頭での接客や作業が主な業務となる中で、PC・タブレット貸与は珍しいことかと思いますが、デジタル推進を行うガソリンスタンドらしい取組みですね。
書籍購入費用を負担してくれると、新たな勉強に取り組みやすい環境で、モチベーションも上がりそうです。
また、社員手当には「プロジェクト手当」「スモールチャレンジ手当」など気になる手当の支給もありましたよ。
このような福利厚生や手当を導入した狙いは、どのようなところにあるのでしょうか。
こちらについても、代表 大巻さんに聞いてみました！
最近は当社の取り組みは「DX」「AI」といったトピックで注目いただき、セミナー開催の機会が増えました。
しかし、デジタルツールは仕組みづくりの結果です。
着任直後は真っ先に制度改革を推し進めました。
特に、福利厚生や手当は丁寧に考えましたが、基本は 「Boost X project」の思想がベース にあります。
他社と協力する為には、まず社員さんがリーダーシップを取れる人材になる必要 があります。
そのためには、プロフェッショナルとしての仕事の質が求められますし、それを適切に評価する必要があります。
そこで手当として「プロジェクト手当」「スモールチャレンジ手当」を制度化し、課題解決へ向けた努力、姿勢、チャレンジを定量化し、手当と紐づけ ました。
また、リーダーシップを発揮するために “正しいコミュニケーションをチームでとりたい” という目的で提案できるスキルがあるのであれば「コミュニケーション促進費用」の利用を承認してサポートします。
リーダーの素養を育てるためには有効、と考え制度化しました。
さらに、チームメンバーだけでなく、社員さんの家族からの共感がなければ、地域からの共感も得られないと考えました。
社員さんをプライベートで支えてくれているパートナーさんのお誕生日は感謝する日にして欲しいという想いで「サンクスパートナー休暇」を用意しました。
すべて 社員さんが地域をリードできる人材に成長するための制度 ですね。
社員さんが地域をリードできる人材に成長するための福利厚生・制度！
地域の異業種とコラボする地域活性化プロジェクトを動かすためには、まずは社員の成長から、との考えがよく伝わってきます。
働く人の意識改革や環境を整えることにより、ガソリンスタンドが地域の拠点となる「場」が作られていくのですね。
これからも、さらに地域の人たち・企業を巻き込んだプロジェクトに期待しています！
gogo.gsもフル活用！
デジタル変革を進めるヤギヤエンタープライズは、gogo.gsもフル活用されています！
≫ ENEOS ダイナミックヤギヤSS / (株)ヤギヤエンタープライズ
ネット予約・LINE友だち追加・イベントの最新情報をお知らせ投稿をはじめ、利用者が知りたいドライブスルー洗車・手洗い洗車のメニューと価格表も掲載しています。
自社HPやSNSだけでなく、gogo.gsでも最新情報を共有されることで、デジタルに繋がる窓口を増やしてくれるのも嬉しい取組みですね。
価格投稿は、gogo.gs参加歴17年のベテラン tatsujin20 さんが定期的にアップしてくれているので、欲しい情報がしっかり網羅された店舗ページとなっております。
gogo.gsでは、これからも わざわざ訪れたくなるガソリンスタンドや新たな取組みにチャレンジしているガソリンスタンドを、皆さんにご紹介していきたいと思います。
あなたの街のおすすめガソリンスタンドがあったら、ぜひ教えてくださいね。
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