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2016年4月15日
ガソリンスタンドには、フルサービスとセルフサービスの店舗があるのはもちろんご存知ですよね。
4月から新天地に引っ越しして車を乗り始める方も多いと思うので、今回のコラムではフルサービス、セルフサービスのどちらで給油しようかと考えている方にそれぞれの特徴についてご紹介したいと思います。
また、あまり聞き慣れないセミセルフ、スプリットというものについても簡単にご紹介していきます。
フルサービスは、給油はもちろん、窓拭きやゴミ捨てをスタッフの方がやってくれます。
料金の支払いも含めて車を降りなくてもすべて完結するのはとても楽チンですね。
運転に慣れない方にとっては、出発の際に誘導もしてくれるのは嬉しいサービスですよね。
また、お願いすればエンジンルームの点検やタイヤの空気圧のチェックをしてくれます。
ただ、点検後に色々と営業されるのが苦手な方も多く、逆にフルサービスが嫌がられる原因にもなっているため、最近ではいきなり点検を勧めてくるようなところは少なくなってきていると思います。
本来、定期的に点検してもらうこと自体は大事なことなので積極的に見てもらいたいところですが、やはりちょっと構えてしまう方も多いようです。
セルフサービスは、自分で計量機を操作して給油します。
支払い方法はお店によってまちまちですが、紙幣もしくはクレジットカードでの支払いに対応しているところが多いです。
紙幣での支払いの場合、おつりは自動精算機にバーコードをかざして受け取るタイプがほとんどかと思いますが、
地域によっては支払いに硬貨が使えたり、逆にプリペイドカードのみというところもあるようです。
そしてなんといってもガソリン代が安いということがメリットですね。
フルサービスとセルフサービスだと、平均して リッター 4円ほど差があります。
ただし、フルサービスと違って給油はもちろん清算もすべて自分でする必要があります。
操作に慣れない時に、後ろに待っている車がいるとちょっとプレッシャーですね。
また、色々とスタッフに話しかけられるのが苦手だからセルフを利用するという方も多いようです。
セミセルフは初めて耳にした方も多いのではないかと思いますが、簡単に言うと給油のみスタッフがやってくれるスタンドです。ですので、窓拭きやゴミ捨てなど給油以外のサービスは行ってくれません。
人件費の削減というよりは、セルフスタンドへの切り替えコストがかけられなかったり、給油だけしてほしいというお客さんのニーズに応えた形のような気がします。
フルサービスと、セルフサービスのどちらにも対応している店舗です。
もちろん、同じ店舗でも給油方法によって価格が異なります。
法人の掛け会員さんや常連のお客さんがいる場合、完全セルフ化して大切なお客様を逃してしまう可能性もあるためこのように両方用意しているようです。
セルフが登場した頃、日本ではセルフは流行らないという意見が多くありました。
しかし、今では新規にオープンする店舗やリニューアルする店舗のほとんどがセルフ化するようになり、今では約3分の1程度がセルフ店となっています。
今後、ますますセルフスタンドが増えてサービスが均一化されていくのか、逆にガソリンスタンドの枠を超えた色々なサービスを提供する店舗が出てくるのか。
ガソリンスタンドはどこにいってもまだ同じようなイメージが強いですが、これからユニークな店舗が増えてガソリンスタンドに行くのが楽しみになってくると良いですね。