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2016年6月10日

【ガソリンカード情報】ENEOS編

ガソリンをお得に給油する方法として、会員カードや、プリカ、割引チケット・クーポンなどを利用する方法があります。中でも石油元売り会社がカード会社と提携して発行するガソリンカードは、そのブランドをよく利用する方にとって、特にメリットがあります。


前回の「ガソリンスタンド利用者アンケート」よく利用するブランドは?

で、みなさんがよく利用しているブランドのアンケート結果をご紹介しました。

みなさんからの回答では、「特にこだわらない」という回答は少数でした。


また、別のアンケート「給油する店舗を選ぶ際に「絶対」に外せない条件」のアンケートでも

「いつも利用しているブランドの店舗」という回答が多くありました。


この結果から、みなさんがある程度ブランドを絞って給油されていることが見えてきます。


ブランドを絞って給油する一つの要因となっているのは、それぞれのブランドごとのガソリンカードの存在があるかと思います。


当ブログでは複数回にわたり、各ブランドごとのガソリンカードや、提携しているカードについて簡単にご紹介したいと思います。


今回は、アンケートでもよく利用されている人数が多かったENEOSのガソリンカードについてご紹介します。


ENEOSで発行しているのは、「ENEOSカードC」、「ENEOSカードP」、「ENEOSカードS」の3種類がありますので、それぞれについて簡単に特徴を紹介します。



ENEOS カードC


カードCは、ENEOSや一般加盟店での1ヶ月間のカードの利用金額に応じて段階的な請求時値引きが受けられます。

ガソリンの値引き額は最大で7円 / L となります。

ただし、一ヶ月の値引き適用の給油上限が、150Lとなっているので、最大でも一ヶ月の値引き額は1,050円となります。

また、年会費が1,250円(税別)かかるため、とりあえず持っておくという用途には向かないタイプのカードかと思います。


値引き額一覧

1ヶ月の利用金額請求時値引き
7万円以上7円 / L
5 - 7万円5円 / L
2 - 5万円4円 / L
1 - 2万円2円 / L
1万円未満1円 / L

ENEOS カードP

カードPは、ENEOSや一般加盟店でのご利用に対してポイントが還元されます。

ENEOSでの利用では、1000円ごとに30ポイント、一般加盟店なら1000円ごとに6ポイントとなります。

ポイントは、1000ポイント=1000円で換算しENEOSでポイント利用できるので、最大3%の還元になります。


例えば、ガソリン価格が100円 / L だった場合には 3円 の値引きとほぼ同じ計算になります。

もし、200円 / L まで高騰した場合は 6円引きと同じ計算になります。

ですので、ガソリン価格が高騰している時ほど他のカードよりもお得だということがわかりますね。


また、このカードは給油以外でもENEOSでの利用に対しての還元率が高いため、洗車やオイル交換などカーメンテナンス全般をENEOSで行うという方におすすめなカードになりますね。


こちらも、カードC同様 年会費が1,250円(税別)かかりますので、たまにしかENEOSを利用しない方にとっては判断に迷うところですね。


ENEOS カードS

カードSは、カードの利用金額にかかわらずいつでもガソリンが 2円 / L 引きで給油ができます。

また、年会費は2つのカード同様1,250円(税別)となりますが、年1回ENEOS、または一般加盟店でカード利用することで無料になるため、ENEOSを利用する方はとりあえず持っておいて損はないカードかと思います。

さらに、給油以外についてはカードP同様ポイント還元されるのもうれしいですね!



それぞれのカードのタイプ選択の目安については、ガソリンが高騰している時期や、ENEOSでカーメンテナンス等のサービスを多く利用している方は、「ENEOSカードP」、それ以外の方やとりあえず持っておくという感じであれば、ENEOS カードSという感じかと思います。

ENEOSカードCについては、今後ガソリン価格が安くなってくればメリットが出てきますが、現状だと他のカードに比べてメリットを出すには、条件がかなり限定されるような気がします。



また、ENEOSカードは、値引きやポイント還元の他、ETCカードとして利用できたり、ロードサービスが受けられたりするメリットもあります。よくENEOSを利用される方でまだよくわからないのでカードは作っていないという方は、是非検討してみてください。