このコラムでは、都道府県毎のセルフスタンドの比率にどのような違いがあるのか、またどういった地域にセルフスタンドが多く存在するのかを実際のデータを用いて調査してみました。

まずは、都道府県毎のセルフスタンド数を店舗数で割ったセルフスタンド率のランキング上位10都道府県がこちらです。

セルフスタンド率 都道府県ランキング TOP10

ほぼ半分近い比率で、1位が神奈川県、2位が僅差で埼玉県という結果となりました。

ガソリンスタンド店舗数、セルフスタンド数については、ガソリン価格比較サイト gogo.gsの2016年8月時点での情報を利用しています。掲載している数値は実際の状況とは異なる場合があります。

続いて、一般財団法人 自動車検査登録情報協会が公表している都道府県毎の乗用車保有台数を利用して、1店舗あたりの乗用車数をランキング表示してみた結果がこちらです。

店舗あたりの乗用車数 都道府県ランキング TOP10

こちらも1位が神奈川県、2位が埼玉県という結果でした。

このことから、店舗あたりの乗用車数と、セルフスタンドの比率にはなんらかの相関関係がありそうです。

乗用車保有数については、平成28年3月末時点の下記のデータを参考にしています。

都道府県毎のセルフスタンドの比率と店舗あたりの乗用車数

都道府県毎に、セルフスタンドの比率と店舗あたりの乗用車数を比較してみました。

先ほどのランキングの結果のように、店舗あたりの乗用車数が多い地域ほどセルフスタンドの比率が高い傾向がみられます。

ただし、例外的に鳥取県、香川県については店舗あたりの乗用車数が少ないにもかかわらずセルフスタンドの比率が高く、セルフスタンドが支持されているようです。

また、gogo.gsでは都道府県毎のガソリン価格ランキングについても毎日更新しておりますので、そちらもあわせてご覧ください。