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2017年3月31日
自動車の燃費は、多くのドライバーの皆さんにとってガソリン価格と同じくらい気になる問題ですね。
燃費は、簡単に言うとガソリン1リットルでどのくらい走れるかってことですが、実際に燃費を計算するとなると意外とわからない方も多いようです。
もちろん、販売されている自動車も燃費を公表しています。
しかし、公表されている燃費は「JC08モード」という特定条件下での燃費測定方法で測定されており、実際の走行時の燃費に比べて差があります。
この燃費は、よく「カタログ燃費」と呼ばれていたりします。
で、実際に意識するのは、通常の使用時の燃費ですよね。
こちらは、カタログ燃費に対して、「実燃費」と呼ばれます。
今回は、この実燃費の計算方法について説明していきたいと思います。
実燃費の計算は、「満タン法」と呼ばれる測定方法が一般的なので、その計算方法を順を追って紹介します。
まずは、ガソリンを満タンになるまで給油します。
ガソリンを満タンにした時点で、現在の総走行距離を確認します。総走行距離はオドメーターで確認できます。
オドメーターは、今までに走行した総走行距離で、基本的には数字が戻ったりリセットされることはありません。
ガソリンを満タンにして、現在の総走行距離を確認したら、実際に普段通りに運転をします。
実際に走行してガソリンが減るので、減った分を給油します。
この時の給油量が、走行した際に使用したガソリンの量になります。
再びガソリンを満タンにした後、総走行距離を確認します。
前回の確認時と比較した差が、実際に走行した距離になります。
後は、走行した距離を使用したガソリンの量(給油量)で割れば実燃費がわかります。
燃費は、1度測定したら終わりではありません。
車の状態や運転の方法によって常に変動します。
ダイエットと同じで、体重計に毎日乗っていると日々体重を意識して結果やせることがあるように、燃費も継続して測定することで、車のメンテナンスに気を使ったり、運転方法も変わったりして、燃費も改善していくかもしれません。
でも、毎回計算するのは大変だなぁと言う方は、ぜひ gogo.gs のマイカー管理機能をご利用ください。
給油時に、給油量と総走行距離を記録していけば、過去の燃費をいつでも振り返ることができます。
また、記録を途中で忘れてしまっても改めて再開できるようになっていますので、ご自身のペースで記録していただければと思います。