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2019年3月20日
こんにちは。
gogo.gs事務局 古沢です。
OPEC加盟国と非加盟国は、4月中旬に開催予定だった OPEC臨時総会を見送りすることを、3月18日に発表しました。
次の総会は、6月下旬の OPEC定時総会となります。
6月の OPEC定時総会では、2018年12月に決定した、2019年6月までの減産期間を、延長するかどうか決定するようです。
次回、6月に開催されるOPEC総会までは、減産規模などは、当面、現状維持する方向となります。
このように、協調減産が維持されることを背景に、東京株式市場では、石油関連銘柄が高くなっているというニュースもありました。
減産調整は、このまま2019年の年末まで続くのでしょうか!?
そして、これらのことは、私たちが購入するガソリン価格に、どう影響していくのでしょうか!?
OPEC総会の開催された日・結果と合わせて、この1年間の原油価格の動きを見てみましょう。
続いて、ガソリン価格の1年間の動きも見てみましょう。
必ずしも、原油価格だけがガソリン価格を決定するわけではありませんが、この波形を見ても、やはり原油価格の大きな影響を受けることは確かなようですね。
日本国内の動きとしては、来月 4月には、出光と昭和シェルが経営統合をします。
JXTGグループ、出光・昭和シェルなど、大手石油元売りが統合することにより、国内でガソリンの余剰在庫が出にくい状況になると言われています。
このまま原油の協調減産が継続して、世界でも石油の余剰在庫が減り、日本国内でも石油の余剰在庫が減り続けるということになるのでしょうか!?
そうなると、ガソリン価格に関しては、まだまだ厳しい状況が続いてしまうことを想像してしまいます。
ただ、米国のトランプ大統領は原油価格の減産には反対していること、米国の対イラン制裁の行方など、まだまだ先行きは不透明で、予測は難しいですね。
今年のGWは、10連休も控えております。
車で旅行や帰省、ドライブなど、お出かけする人も増え、ガソリンの需要も増えそうですね。
これから先、4月以降のガソリン価格がどう動くのか、目が離せません!
gogo.gsでは、毎週火曜日にガソリン価格の 集計レポート を発表しております。
皆さんも一緒に、ガソリン価格の動きをチェックしていきましょう!