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2019年4月5日

新しく運転免許を取る人はどの位いる!?免許交付件数と新成人数を比較してみました!

こんにちは。

gogo.gs事務局 古沢です。




春は、新生活に向けて、自動車の運転免許を取得する人が多い時期ではないでしょうか!?


高校を卒業してからすぐ教習所に通う人。

大学の春休みを利用して合宿免許に行く人。

社会人になる前、駆け込みで免許を取得する人。


春は、色々な方が運転免許を取得する時期だと思います。

私も、大学生の春休みを利用して普通自動車免許と、大学卒業間際に中型二輪の免許を取得しました!


最近は、「若者の車離れ」という言葉をよく聞きますが、新たに運転免許を取得する人は減っているのでしょうか!?




新規で普通自動車第一種運転免許の交付する件数を見てみましょう。


約20年前(平成9年)は、普通自動車免許の交付件数が 160万件を超えていたのに対し、平成29年は 110万件を下回りました。

20年の間に、50万件も普通自動車免許の交付件数が減っています。


普通自動車免許の交付件数を見ると、免許を取得する人が、確かに減っていることが分かります。


そこで気になったのが、そもそも若者の人口が減っているのではないか!?ということです。


免許を取得するのは若者には限りませんが、比較的若いうちに普通自動車免許を取得する人が多いと思います。


先ほどグラフで見た、新規で普通自動車第一種運転免許の交付する件数と、新成人の人口の推移を比べてみました!




平成20年前後は、普通自動車免許の交付件数の方のみ大きく落ち込んでいますが、それ以外は、ほぼ同じ推移をたどっています。


このような点から推測すると、普通自動車免許を取得する若者の割合は、大きく減ってはいないと思われます。


それでは、次に乗用車の保有台数の推移も確認してみましょう。




この20年間で、僅かずつですが、乗用車の保有台数は増えています。

平成26年からは、ずっと600万台を超えています。


「若者の車離れ」という言葉をよく耳にしますが、乗用車の保有台数自体は右肩上がりで増えていたのですね。


若者の間で、車が憧れやステータスだった時代は、確かに過ぎ去っています。


ただ最近は、車を保有することにこだわらず、レンタカーやカーシェアリングなど、様々な車の利用方法が広がってきていますね。


そう思うと、今までより、気軽に車に親しむ機会が増えてきていると思えます♪


この春、普通自動車免許を取得された方も、通勤や通学で車を利用する方以外は、なかなか車に乗る機会がないかもしれません。


せっかく取得した普通自動車免許。

乗らないまま時間が過ぎ、ペーパードライバーになってしまうのは、もったいないです!


マイナビニュースの調査によると、女性では36.6%、男性でも20.2%がペーパードライバーのようです。

(参照:免許を持っている女性の36.6%は「ペーパードライバー」男性の割合は?

免許を取得した独身の時は、すぐに車が必要でなかった人も、子育てなどライフステージの変化で、車が必要になる時が訪れるかもしれません。


運転免許取得後も、定期的に車を運転することでペーパードライバーにならず、いつでも車を運転することのできる状況を保ちたいですね。


運転免許を取得したら、車を持っている方はもちろん、車を持っていない方も、レンタカーやカーシェアリングなどを上手に利用しながら、楽しいカーライフを過ごしましょう!!



参考資料:運転免許統計(警察庁交通局運転免許課)

     一般財団法人 自動車検査登録情報協会