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2021年4月23日
もうすぐゴールデンウィークを迎えますね。
これまではゴールデンウィークやお盆休み、年末年始など、大型連休の際にはガソリンの需要が高まり、ガソリン価格は値上げの傾向にありました。
コロナ禍では、帰省や旅行をはじめ、遠くへの移動を自粛しているため、例年とは違うガソリン価格の値動きとなりそうです。
今年 2021年ゴールデンウィークのガソリン価格はどうなる!?
最近のガソリン価格や原油価格の動向などと一緒に確認してみましょう。
昨年、2020年のゴールデンウィークのガソリン価格はどの位だったか覚えていますか!?
昨年は、新型コロナウイルスの流行により、年明け以降ガソリン価格が一気に下落。
ちょうどゴールデンウィークを迎えた5月初旬が、ガソリン価格の底値となりました。
これは、世界中で新型コロナウイルスが流行したことにより、経済活動が停滞して、原油価格が値下がりを続けた影響も大きいです。
約1年前の4月20日には「米WTI原油先物の期近5月物が史上初めて 1バレル=マイナス37.63ドルで取引を終えた」 と衝撃のニュースが流れてきましたね。
ただ、ガソリン価格の値下がりは続かず、緊急事態宣言解除の5月中旬以降、徐々にガソリン価格の値上がりが始まりました。
昨年秋以降続いていたガソリン価格の値上がりも、4月に入り若干の値下がりが始まりました。
ガソリン価格は、やはり原油価格の値動きが反映されています。
値上がりを続けていた原油価格は、3月中旬より値下がりに転じ、3月下旬にはついに 1バレル = 60ドル台を下回りました。
ただ、4月13日以降は再び60ドル台を上回り推移しています。
4月1日時点のOPECプラスでは、5月から7月にかけて、協調減産の幅を段階的に縮小していくことが合意されましたが、5月以降は原油価格はどう動くでしょうか。
次回のOPECプラスの会合は、4月28日を予定していますので、引き続き協調減産の動向が気になりますね。
現在のところ、ガソリン価格は ほぼ横ばい状態が続いています。ただ、地域によっては値下がり幅が大きめの地域も見られました。
ただ、早いところでは今週末より値上がりを控えているガソリンスタンドもありそうです。
4月20日公開の集計レポートでもお伝えした通り、車での移動予定がある方は、移動先の価格を確認した上で、給油のタイミングを検討するといいですね。
ガソリン価格は、地域により値動きに差が見られるため、ゴールデンウィークに地域を跨いだ移動をされる方は、地域ごとの最新価格情報を確認しましょう。
また、ガソリン価格の変動が始まったばかりの時は、ガソリン価格ランキングの使い方をおさらいしてみてください。
ゴールデンウィークに車に乗る予定のある方は、今週末に週末特売やクーポンを上手に活用して、早めに給油しておくと良さそうです。
また、久しぶりに車で長距離移動される方は、事前にガソリンスタンドの無料点検サービスなどを利用して、タイヤの空気圧やバッテリーなど車の状態を確認しておくと安心ですね。
皆さん、よいゴールデンウィークをお過ごしください。