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2021年10月29日
10月は原油価格の急騰の影響を受け、私たちドライバーはガソリン価格の値上がりに悩まされた月となりました。
ニュースでも原油価格高騰が話題に上がることが多くなりましたね。
原油価格が高騰して値上がりするのはガソリン価格だけではなく、これから冬の時期に必需品となる灯油、電気料金も値上がりとなります。
また、ハウス栽培に利用するボイラー費用が値上がりすることからイチゴが値上がりをして、クリスマスケーキまで値上がりするという話題もありました。
原油価格の値上がりは、身近なガソリン価格から 特別な日のクリスマスケーキまで、私たちの生活に様々な値上げに繋がることになりますね。
レギュラーガソリンの3ヶ月間の価格推移を見てみましょう。
3ヶ月間の価格推移を見てみると、10月に入りガソリン価格が急騰したことが一目瞭然です。
レギュラーガソリン全国平均価格は、
8月 1日 = 154.9円
9月 1日 = 154.2円
10月1日 = 155.5円
8月・9月と2ヶ月間の価格は、1円も値上がりをしておらず、ほぼ横ばいでの値動きとなっています。
最新の10月28日時点のガソリン価格は 164.4円となり、1ヶ月弱で 約9円 / Lも値上がりをしている ことが分かります。
一体このガソリン価格の高値は、いつまで続くのか心配になりますね。
ガソリン価格の値上がりには、原油価格の値上がりが大きく影響していますが、実際に原油価格はどの程度値上がりしているのでしょうか。
WTI原油価格の3ヶ月間の価格推移を見てみましょう。
8月中旬を底に値上がりが始まり、9月に入り一旦落ち着きましたが、9月下旬から10月にかけて急騰が始まりました。
世界経済が本格的な回復に向けて動き出し、世界的に原油の需給が逼迫していることが要因とされています。
10月25日には一時85ドル超えの高値を記録しましたが、その後若干の値下がりとなりました。
本日10月29日付の週間ベースでは、8週間ぶりの下落となりました。
アメリカの原油在庫が予想以上に増加したことや、イランへの制裁終了の可能性も見えてきたことが要因のようです。
この後、11月4日にはOPECとロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の会合が控えています。
ここで増産が合意されるか否かで、今後の原油価格、そして日本でのガソリン価格の値段の行方が決まりそうです。
日本政府もクウェート政府に増産を要請したと発表、引き続き「OPECプラス」に向け増産を働き掛けるとしています。
今後のガソリン価格は、しばらく高値での推移が続きそうですが、今後も原油価格の動向に注視が必要です。
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