ガソリンスタンド関連のニュースやサービスからのお知らせ、ガソリン価格集計レポートを配信しています
2022年7月15日
100年を超える歴史を持つサガミシードが昨年4月、新たな施設となる「さんかく山 CAMP FIELD(キャンプフィールド)」を開所した。
創業以来、長きに渡り地域住民の暮らしを支え続けているサガミシード。「さんかく山 CAMP FIELD」の自然や施設を通して多くの方に、暮らしの充実、そして楽しさをお届けする!
1913年(大正2年)の創業以来、100年以上に渡り、人々の暮らしを支え続けているサガミシード。
現在は静岡県内に29カ所、愛知県内に6カ所の出光系SSを構え、給油はもとより新車中古車販売・車検・整備・板金・保険など、カーライフのすべてに対応。また、ライフサポート事業としてはLPガスや電気、コインランドリーに住宅・店舗クリーニング、産業廃棄物・一般廃棄物収集・運搬などを展開。この他、産業エネルギー事業、メンテナンスリゾート事業、保険事業、介護事業、フード事業と様々な事業を展開し、人々の便利で豊かな暮らしを支えている。
その同社が昨年4月29日、静岡市葵区の内牧地区に新たに開所したのが「さんかく山 CAMP FIELD(キャンプフィールド)」である。
同施設はその名の通り、キャンプ場で、木々とお茶畑に囲まれ、自然を存分に味わえる環境でありながらも『静岡市街地から車で20分』という好立地な点が最大の特長だ。
新規事業推進チームの宮城朗課長は「空前のアウトドアブームが訪れていますが、静岡市に関しては周辺にキャンプ場がなく、近い施設でも車で60〜90分は掛かっていました」とこれまでの静岡市および周辺のキャンプ場の状況を説明。
「そうした中、市内の山中に平らな土地があったこと。また近場にキャンプ場があれば、気軽にアウトドアが楽しめ、家族皆で充実した休日が過ごせるのでは―と。そうした観点から整地および施設の準備を進め、昨年4月にオープンしました」と付言する。
これまで静岡市周辺に無かった“気軽に行ける”というキャンプ場を、市内および近隣市街の人々も心待ちにしていたようで、利用者の多くを市内および近隣市街の住民が占める。実際に利用者からは「今まで県外のキャンプ場に行くまでが一苦労で、帰路も同じく大変。ここなら気軽に行き来ができ、疲れ方が違います」や「忘れ物をしたとしてもサッと取りに帰れます」と利便性の良さに対する声が多く聞かれている。
トレーラーエリア=4サイト、ベーシックエリア=4サイト、ドッグランエリア=4サイト、川辺に面したデイキャンプエリア=2サイトの、合計14サイトを有する「さんかく山 CAMP FIELD」。
オープンから間もなく1年が経過する同施設は早くも人気施設となっており、土曜日や連休はほぼ満室が続き、今期のゴールデンウィークもすでに予約で埋まっている状況だ。
同施設の開所にあたり入社し、キャンプフィールドの管理等を行う岩谷晴香さんは「多くの方々が利用してくださり本当に嬉しいです」と笑顔を見せる一方、「だからこそ…」としっかりとした口調で話を続ける。
「アクセスの良さから当キャンプ場を利用してくださるお客様は多いと思いますが、そこからさらに一歩踏み込み、お客様が心から楽しめ『またここに来たい!』と思っていただける環境が必要であり、重要だと思います。特にお客様がアウトドア施設を利用する際に気にされているのが清潔さです。ですので各サイトはもちろんですが、トイレやシャワールームといった共用施設は徹底して清掃を行っています」。
この言葉通り、管理棟に備えられたトイレ(スリッパに履き替え方式)はピカピカ。また、同じく清掃が行き届いたシャワー室にはエアコンも設置されており、清潔かつ快適に利用することが出来る。
ちなみに、この快適という要素も近年のキャンプでは重要となっているようで、同施設は各サイトで電源が使え、洗い場ではお湯が出る仕組み。また、ドッグランエリアもネットで各サイトを括っているためリード無しで犬と過ごせるなど、あらゆる所に“快適さ”を加えている。
利便性に加え、こうした清潔さや快適さがリピーターの獲得に直結。なかには月に1度は必ず訪れ「さんかく山CAMP FIELD」の自然と設備を楽しむ常連客も生まれている。
アクセスの良さに加え清潔さ、そして快適な施設を備える「さんかく山 CAMP FIELD」では、月替わりの工作体験を開催している。
ある月には木のビーズを使ってブレスレットを作成、また別の月には瓶で作るランタン、その他、ふうりんの絵付け体験などもこれまでに開催した。各工作体験を受け持つ岩谷さんは「自然のなかでの体験学習として、子供たちにも喜んでもらっています。今後も子供たちはもちろん、大人の方にも思い出となるような工作体験を開催していきます」と笑顔で話す。
また、SDGsに積極的に取り組むサガミシードならではのエリアも同キャンプ場には設けられている。それが管理棟横にあるビオトープ(動物や植物が安定して生活できる生息空間)だ。
このビオトープでは蛍の生育活動に取り組んでおり、昨年は300匹のゲンジボタルの成虫を放流。また、今年3月には200匹の幼虫を放つ予定で宮城課長は「川の水も綺麗ですので自生も可能。ぜひホタルのメッカにしたいですね」と期待を込める。
今後については「おかげさまで現在はリピーターの方を中心に施設もいっぱいになっていますが、認知を広め、新規の方にもたくさんご活用いただきたいです」と宮城課長。岩谷さんは「近年は新型コロナの影響もありますが時代の流れと共に、子供たちが外で遊ぶ機会が減っています。ぜひこのキャンプ場で、外で遊ぶ楽しさを存分に味わってほしいですね」と語る。
100年を超える歴史を持つサガミシードが新たに開設したキャンプ場。地域住民の憩いの場として、そして次代の社会を担う子どもたちが健やかに育つ“フィールド”として、今後の発展と活躍に期待が寄せられる。
P.94 「収益アップの 秘訣がここにある! SS販売戦略」より
【 掲載ガソリンスタンド 】
A・POINT静岡SS / サガミシード(株)(静岡県静岡市)
<<<<<<<<<<
月刊ガソリンスタンドご購読のお申込みは
株式会社月刊ガソリンスタンド社 お問合せフォームよりお願いいたします。
お問合せ内容に 「gogo.gsを見て」 とご記入ください。
<<<<<<<<<<