2023年も3ヶ月が過ぎ、4月から新年度を迎えました。

新年度から食料品や宅配運賃など生活必需品の値上げが相次ぎますが、4月に入り原油価格も急伸！

ガソリン価格はどうなってしまう！？

今年 2023年に入ってからの 原油価格やガソリン補助金など、今後のガソリン価格に関わる動きを確認しましょう。

原油価格が急伸！

ガソリン価格に大きく影響を与える原油価格。

約半月前の3月15日、1バレル = 65ドル台と、一時15ヶ月ぶりの安値となりました。

原油価格下落の要因は、需給の不均衡ではなく、金融不安によるものと考えられており、原油市場はやがて落ち着くと見られていました。

ところが、OPECとロシアなど非加盟産油国で構成するOPECプラスは4月2日、日量約116万バレルの追加減産を5月から開始し、今年末まで継続すると発表。

この予想外の発表により、原油価格は大きく上昇し、約1ヶ月ぶりに 1バレル = 81ドル台まで大きく上昇しました。

今回のOPECプラスの減産決定は、欧州と米国の銀行危機が強く影響し、相場を支えることに重点が置かれていると見られています。

ただ、このまま減産が継続されると 来年2024年4月までに 価格が 1バレル = 100ドルまで上昇する可能性があると予想もされています。

落ち着きを取り戻したように見えた原油価格ですが、これからも価格の動向から目が離せません。

ガソリン価格どうなる！？

原油価格が高騰すると、ガソリン価格も上がるのでしょうか！？

今週のガソリン価格は、3週連続と小幅な値上がりを続けていますが、現在もガソリン補助金が支給されているため、大きな値上がりには繋がらないと思われます。

≫ 【集計レポート】2023年4月3日（月）時点のガソリン全国平均価格

ガソリン補助金は、4月6日から1週間の補助額は 11.9円。

先週の 8.1円と比べ補助額が増えましたが、4月の補助額上限は 1Lあたり27円のため、上限までにまだまだ余裕があります。

ガソリン補助金の影響もあり、地域差や店舗ごとの価格差はあるものの、全国平均ではガソリン価格はほぼ横ばいで推移しています。

値上がりの傾向にはありますが、ガソリン補助金の上限にも余裕があるため、大幅な値上がりには繋がらないと思われます。

ガソリン値上げのタイミングは、地域により異なることが多いため、給油前には目的地・通過地点など少し範囲を広げて価格を確認してみましょう。

≫ ガソリンマップ でガソリン価格を確認する

価格が変動している時は、特に【確認日時】のご確認もお忘れなく！

ガソリン補助金は、今年9月末までの支給は決定していますが、それまでに原油価格・ガソリン価格ともに落ち着くことを願いたいです。

今後も原油価格などに動きがありましたら、ガソリン関連ニュースでもお知らせしていきますので、最新記事をご確認ください。

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