郊外のニュータウンＳＳで ＥＶのカーシェア開始

ダイヤ昭石は１月末から、同社直営・セルフふれあいの丘ＳＳ（出光系・横浜市都筑区）にて、ＥＶ（電気自動車）のカーシェアリング事業を開始した。

カーシェア事業を展開するＲＥＸＥＶ（レクシブ・本社東京都渋谷区）が提供する「ｅｅｍｏ（イーモ）」を活用し、フランチャイズ方式での新規事業の立ち上げとなった。

同ＳＳに日産自動車の軽ＥＶ「サクラ」を２台導入し、近隣住民の買い物や雨天時の送迎など、いわゆる「チョイ乗り」ニーズに応えていく。同社・新規事業開発室の村上文爵さんに話を聞いた。

「当社としては２年ほど前からアイデアを練っていました。ＳＳでＥＶを、どうビジネスとして活用するか考えた末、カーシェアとして、レクシブさんと協力して行う事になりました」

同社の直営店であり、郊外型のニュータウンに構える同ＳＳに、白羽の矢が立った。

利用者は会員登録のうえ、スマートフォンから車両を予約する仕組み。１回15分・２２０円から、24時間３６５日いつでも利用できる。ガソリン車のような「満タン返し」も不要で、利用者には受電代もかからない。

「今後、さらにノウハウとデータを蓄積していき、収益力のあるビジネスにしていく考えです」と力を込めて話す。

P.10 「◎日産の軽ＥＶ「サクラ」を２台導入　ダイヤ昭石、ＳＳでＥＶシェア事業をスタート」より

【 掲載ガソリンスタンド 】

（神奈川県横浜市）