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2020年9月1日
こんにちは。
gogo.gs事務局 古沢です。
9月1日は「防災の日」ですね。
2020年の防災週間は、8月30日(日)~9月5日(土)となります。
例年、防災週間は各地で防災訓練が行われますが、今年は新型コロナウイルスの影響で、大勢が集まる防災訓練やイベントは行われません。しかし、今こそ改めて、防災に関する意識を高めたいですね。
非常持ち出し品や非常食など、日常生活に欠かせないものは、備えているご家庭も多いかと思いますが、新型コロナウイルスの影響も考えて、今一度必要なものを見直してみましょう。
また、車に関しては、災害時の備えは行っていますか!?
「防災の日」である本日は、車に関する災害対策として、「満タン&灯油プラス1缶運動」をご紹介します!
ご自宅の防災グッズの確認と合わせて、車の災害時の備えについても確認しておきましょう。
災害発生時の「安心」のために、車の燃料メーターが半分程度になったら満タンを心がける、暖房用の灯油は1缶余分に買い置くこと を心がける運動です。
全国石油商業組合連合会・都道府県石油組合が主催する災害対策となります。
災害が発生すると、ガソリンスタンドが営業不能になったり、ガソリンの供給不足が発生します。
そのような中、営業しているガソリンスタンドには、給油を求める車で大行列となります。
東日本大震災の際は、被災地から遠い首都圏などでも、このような経験をされた方が多かったのではないでしょうか。
また、平成30年に発生した北海道胆振東部地震の際は、SNSなどで営業しているガソリンスタンドの情報が錯そうし、混乱を招きました。
ガソリンや灯油などは、非常食や飲料水のように簡単に買い置くことができません。
いつ起こるか分からない災害時に慌てないためにも、日頃から車の燃料メーターが半分程度になったら満タンを心がける、暖房用の灯油は1缶余分に買い置くことを心がけることを提案する運動です。
満タンに給油して、車の重量が重くなると、燃費が悪くなるのではないか?と心配に思う方もいると思います。
車の重量が重くなると、確かに燃費に影響が出ます。
その影響は、乗用車の場合、100kgの荷物を載せて走ると、3%程度の燃費が悪化します。
つまり、50Lタンクの車で、ガソリン満タンとガソリン半分の場合に、燃費に与える影響の差は、わずか1%未満。
1000km走っても、ガソリン1リッターも変わらないようです。*
(* WEB CARTOP ガソリンは「つねに満タン」or「こまめに少なめ給油」クルマのコンディションや燃費にいいのはドッチ!? より)このように考えると、ガソリンの量を減らすことではなく、車の中に不要なものを放置しないように心がけた方が良さそうですね。
ガソリン満タンの重さは、もしもの時の「安心」の重さとして考えましょう。
携行缶を使用する安全性と品質劣化の観点から、携行缶によるガソリンの保管は控えた方がよさそうです。
また、昨年より携行缶でガソリンを購入する際は、使用目的を確認されるなど、販売体制も厳しくなりましたね。
乗用車に給油する場合は、携行缶での保管より、満タン給油の方がおススメです。
灯油は、火気のない冷暗所で、しっかりと密栓して保管します。
また、灯油はシーズン中に使い切ることがおススメです。
オフシーズンまで、灯油を備える必要はありませんので、災害用としている保管している灯油も、一旦はシーズン中に使い切るようにしましょう。
灯油ポリ缶は経年劣化するため、5年を目安に買い替えされることがおススメです。
使用前に、灯油ポリ缶の「製造年月」を確認してみましょう。
ガソリンスタンドでも、満タン&灯油プラス1缶運動に参加している店舗では、ノボリやチラシを見かける機会があるかもしれません。
こちらの運動のさらに詳しい情報に関しては、下記HPをご参照ください。
今回の記事作成にあたり、参考にさせていただきました。
まずは、ガソリンの残りが半分を切ったら、給油に行くことを習慣にしてみましょう。
災害時に、車に十分な量のガソリンがあることで、車で遠くまで避難できる、車を避難場所として活用できる、など、防災の備えにも繋がりますね。
日頃から満タン&灯油プラス1缶を心がけて、いざという時に備えたいですね!