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2020年3月18日

出光と昭和シェルが新ブランド統一と報道!ガソリンスタンドのブランド割合どうなる?

こんにちは。

gogo.gs事務局 古沢です。


出光興産は、「出光」と「昭和シェル」のガソリンスタンドを2021年から順次、新ブランドに統一する方針を固めた、と3月17日付の日本経済新聞にて報道されました。




2019年4月1日に、出光興産と昭和シェル石油が経営統合してから、ちょうど1年。いよいよブランド統一に向けて動き出すようです!



「出光」と「昭和シェル」が新ブランドに統一されると、ガソリンスタンドの勢力図はどうなる!?


「出光」と「昭和シェル」の決済ツールやサービスはどう違う!?

本日のgogo.gsニュースでは、「出光」と「昭和シェル」ブランド統一後のガソリンスタンド勢力図 & 両ブランドの決済ツールやサービスの違いに着目して、詳しく見ていきたいと思います!

ブランド別!ガソリンスタンド店舗数割合

「出光」「昭和シェル」が新ブランドで統一した際、ガソリンスタンドのブランド別の割合は、どのように変わるのでしょうか!?


さっそく、グラフで見てみましょう。




すでにESSO・Mobil・ゼネラルとブランド統一を完了している「ENEOS」が、全体の45%と半数近くを占めて1位です。2位の「出光」12%と3位の「昭和シェル」10%が統一され、新ブランドのシェアは22%となります。現在4位の「コスモ石油」のシェアは、10%。


ざっくり言うと、「コスモ石油」の倍が、「出光」「昭和シェル」の新ブランド。「出光」「昭和シェル」の新ブランドの倍が、「ENEOS」 となります。


それでは、その他のブランドも含めた、もう少し詳しいブランド別店舗数を表で確認してみましょう。




2020年3月17日時点でgogo.gsに登録されている情報では、このような店舗数となっております。


先ほど、コスモ石油までは詳しく見ましたが、現在4位のコスモ石油の次に多いブランドは、JAで7.2%。続いての キグナス、SOLATOは、それぞれ全体の1%台の割合となります。


「出光」と「昭和シェル」比べてみました! ~支払い編~

「出光」と「昭和シェル」の新ブランド統一後は、支払い方法はどうなる!?「出光」と「昭和シェル」の支払い方法の違いを比べてみました。




「出光」と「昭和シェル」の違いを確認するのと一緒に、先にブランド統一を行ったENEOSの事例も参考に、見ていきましょう!


元売り系クレジットカード

ガソリン価格が割引となる元売り系クレジットカードは、「出光」は年会費永久無料の「出光カードまいどプラス」に対し、「昭和シェル」は、年間24万円以上の利用で年会費無料となる「シェルスターレックスカード」。


レギュラーガソリンの割引額は「出光カードまいどプラス」は一律2円/L引きなのに対し、「シェルスターレックスカード」は利用金額に応じて最大8円/L引きとなります。


クレジットカードの年会費や割引額を比較してみると、カードの特徴が大きく異なります。


ENEOSの場合

ブランド統一に先駆け、元売り系クレジットカードの相互利用が可能となりました。

ただし、現在はESSO・Mobil・ゼネラルのガソリンスタンドで利用できたシナジーカードは、新規の申し込み受付を終了しています。


共通ポイントカード

「出光」は、楽天ポイントカード。「昭和シェル」は、Pontaカード。

どちらもコンビニをはじめ、ガソリンスタンド以外のお店などでも利用できる、共通ポイントカードとなります。


ENEOSの場合

ENEOS = Tポイント、ESSO・Mobil・ゼネラル = nanaco でしたが、現在は両方利用できる店舗もあります。


支払いツール

「出光」は、プリペイド方式の出光キャッシュプリカ。プリカ利用で、2円/L引きになる店舗も多いですね。

「昭和シェル」は、EasyPayを導入。クレジットカードと紐づけたICキーホルダー型の決済ツールです。


ENEOSの場合

ESSO・Mobil・ゼネラルで利用できたスピードパスがありましたが、ブランド統一後に新決済ツール EneKeyを導入しました。



「出光」と「昭和シェル」比べてみました! ~サービス編~

続いて、「出光」と「昭和シェル」のサービスの違いなどを比べてみました。




ハイオクガソリン

「昭和シェル」と言えば、ハイオクガソリンのV-Powerを愛用している方も多いかと思います。一方「出光」のハイオクは、出光スーパーゼアスとなります。

それぞれにファンがいるため、ブランド統一後のハイオクガソリンは、どうなるのか気になるところですね。


ENEOSの場合

ハイオクは「ENEOS ヴィーゴ」を販売していましたが、ブランド統一前の2018年10月から、新たに「ENEOS ハイオクガソリン」が販売されました。

実は、これはエッソ・モービル・ゼネラルで販売されていたハイオクガソリン「シナジー F-1」と同じ品質となります。


ENEOSのハイオクガソリンは、ESSOと同じものになった!って知っていますか!?

アプリ

アプリについては、現在「昭和シェル」のみ「Shell Pass」というアプリがあり、クーポンなどを入手することができます。



その他にも、「出光」で展開するカー用品やクルマのメンテナンスサービスの「アポロハット」や、「昭和シェル」のシェル電気などがありますね。


これらのサービスについても、今後どのように展開していくのか注目です!


現在のところ、2021年以降に新ブランドで統一する、というニュースが出たばかりで、出光興産から詳細の発表はされておりません。

どのような新マークになるのか、とても気になりますが、マーク以外にも、気になることがたくさんありましたね!


詳細情報が発表され次第、gogo.gsニュースでも詳しくお伝えしていきたいと思います。


今後も、gogo.gsニュースで、最新情報を共有していきましょう!



合わせて知りたい!

「出光」と「昭和シェル」の経営統合までの流れは、こちらをチェック!!


出光と昭和シェルの経営統合決定!これまでの道のりをまとめて解説