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2023年5月19日
自動車税・軽自動車税を納税する時期ですね。
4月1日時点での自動車の車検証上の所有者に対して、毎年自動的にかかる税金となります。
私は、自動車税種別割 3,9500円 と 軽自動車税種別割 2,000円 の支払いを済ませてきました。
自動車・バイクを維持するには、毎年の「自動車税・軽自動車税」だけでなく、車検時にかかる「自動車重量税」など様々な税金を納める必要があります。
自動車購入時には、自動車取得税に代わり導入された「自動車税環境性能割」を支払う場合もありますね。
いつも給油しているガソリンにもガソリン税などがかかり、知らず知らずのうちに多くの税金を納めていることとなります。
今回はガソリンにかかる税金について詳しくみていきましょう。
今週のレギュラーガソリン平均価格が 163.2円のため、レギュラー 163円の税金内訳・割合を確認してみます。
≫ 【集計レポート】2023年5月15日(月)時点のガソリン全国平均価格
ガソリンには、消費税とは別に固定の税金がかかります。
ガソリン 1Lにかかる固定の税金
ガソリン税(本則税率) | 28.7円 |
ガソリン税(暫定税率) | 25.1円 |
石油税 | 2.8円 |
※ ガソリン税・石油税は、本体価格に影響されず常に同一の金額(56.6円 /L) となります。
消費税は 本体価格とガソリン税・石油税を足した価格に10% をかけます。
SNS等では、二重課税では!?と度々話題になっているのよね。
レギュラーガソリン 163円のうち、ガソリン税・石油税 56.6円、消費税 14.8円。 合計 71.4円(約 44%)の税金がかかっています。
レギュラーガソリン 163円の場合、ガソリン1L購入するたびに 71.4円の税金を納めている ことになります。
例えば 1ヶ月に40L給油すると、税金は 2,856円。1年間で 約35,000円を納税している計算となります。
自動車税と同額位、運転する距離によってはそれ以上の税金を納めていることとなるのですね。
直接納税ではないので、意識している方は少ないかもしれないけれど…結構高額となるのね。
今回は「ガソリン」についての税金についてお届けいたしました。
「軽油」は、ガソリンと税金が異なりますので、こちらの記事を参考にしてください。
ところで、、納めた税金の使い道は知っている!?
ガソリン税は 主に道路整備の財源に使用される目的で設定されています。ただし、現在は暫定税率については一般財源に充てられています。
税金を納める時期こそ、改めて私たちが支払っている税金や、その使い道について考えてみるいい機会かもしれません。
以上、自動車税納税の時期に改めて、ガソリンにかかる税金についてお届けいたしました。
車を維持する際の税金、これだけではない!?