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2023年8月23日
お盆休みを直撃したガソリン価格の高騰は、週が明けてもなお全国的に続いており、14週連続の値上がりとなっています。
昨日 8月22日の報道によると、9月末に終了するガソリン補助金は10月以降も延長する方針で固まったようです。
今週からガソリン補助金の補助率は30%まで下がり、8月24日からのガソリン補助金支給額は 10.0円となります。今後さらにガソリン価格が値上がりすることは避けられそうにありません。
10月以降のガソリン補助金について詳細な内容はまだ発表されていませんが、私たちドライバーが求めていることはガソリン補助金の延長!?
ガソリン価格高騰の対策として求めることはありますか?というアンケート結果から、ドライバーが本当に求めている対策を見ていきましょう。
ガソリン価格高騰の対策として求めることはありますか?
という質問に対して、下記4つの中から 1つ選んでいただきました。
2. ガソリンにかかる税金の見直し
3. 自動車にかかる税金の見直し
4. 特に対策は求めない
ガソリン価格に敏感な gogo.gsメンバーが最も求める対策は何でしょう?
「ガソリンにかかる税金の見直し」を選んだ方が61% と一番多い回答となりました。
続いて「ガソリンの補助金の継続」が22%となります。
「ガソリンの補助金の継続」より「ガソリンにかかる税金の見直し」を求める方が約3倍 ということが分かりました。
ガソリンにはどのくらい税金がかかっている!?
レギュラー 180円の場合、ガソリン1Lに含まれる税金は73円。ガソリン価格の4割超が税金となります。
ガソリンにかかる税金については、こちらの記事もご参考にしてください。
皆さんはどのような税金の見直しを望んでいるのでしょうか。
コメントの中で圧倒的に多かった声は 二重課税 について!
ー ガソリン税を含めた総額に消費税がかけられているから。(harry318jp さん)
ー 税金に税金をかける二重課税は絶対にやめてほしい。(tk23yama さん)
ー ガソリン税の上に消費税と、税金の二重取りをされている。(ayatriangle さん)
ー 長らく問題にされている二重課税問題を何とかしてほしい。(QZT さん)
ガソリンにかかる税金が高い!という声も多く、そのような中でも暫定税率(25.1 円/L) の課税を停止させるトリガー条項の発動を求める声などもありました。
ー そもそも暫定税率を延長しまくっていること自体が問題。(kuro1997 さん)
ー トリガー条項凍結を解除すればいい。(hemy3665 さん)
ー いつまでも暫定税率をガソリンに掛けるな。(godzilla.19 さん)
ー 特定財源が一般化され、道路整備ではない事に使われている。本来の形にするべき!(ken.tanaka6601 さん)
ー 補助金は一時的だから。(userid さん)
ー 補助金は時限的なものなので、継続的な対策としては税金を下げることだと思います。(hf007054 さん)
ー ガソリンの補助金には限界があると思うので、抜本的な税金の見直しが必要であると思います。(ny114341 さん)
ー 税金取って配るのを辞めて欲しい。補助してやるのは政府のお金では無く国民の税金だから!(senna さん)
続いて「ガソリンの補助金の継続」を求める方の意見を見ていきましょう。
ー 急激に価格が上がると対応が難しいので、緩やかな価格変動になるように補助金等で調整してほしい。(3kyoudai さん)
ー ガソリンにかかる税金を減らすと他の税金が増額される可能性が高い。補助金の継続の方が日常生活にかなり負担が減少できると思います。(f0978 さん)
ー ガソリン価格は補助金の減額により上がっているから。(本当はガソリンに係る税金見直しを求めるが、たぶん無理なので)(kuwabara さん)
ー 一時的な値上がりならば補助金等で補填して欲しいが、長期的な問題であればガソリン税の見直し・消費税の二重課税問題など、より国民に寄り添った政策をお願いしたい。(somme0412 さん)
「ガソリンにかかる税金の見直し」「ガソリンの補助金の継続」どちらの意見にも共通して言えるのが、ガソリン価格の高騰に対して、継続的な対策を求める声であることです。
10月以降のガソリン補助金について詳細が決定しましたら、またgogo.gsニュースで情報を共有していきたいと思います。