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2021年8月26日
2017年から始まった【 満タン&灯油プラス1缶運動】 をご存知ですか!?
災害など非常時のために、日頃より燃料を多めに備えておくことを推奨する 満タン運動となります。
昨年も防災の日に合わせて、ガソリン関連ニュースで満タン運動を取り上げました。
5年目を迎える満タン運動について、今年も改めて確認してみましょう。
地震や台風等の自然災害に伴う大規模停電が発生した際も、自家発電設備を備えているガソリンスタンドは営業を継続することができます。
ただ、休業するガソリンスタンドも多いため、営業しているガソリンスタンドには、ガソリンや灯油を購入する車が殺到してしまい、必要とする燃料の入手が困難になる場合もあります。
2011年東日本大震災や2018年北海道胆振東部地震の際など、ガソリンスタンドに給油待ちの車が大行列している映像が、記憶に残っている方も多いかと思います。
災害への自衛的な対策として、日常生活で必要になるガソリンや灯油を日頃から備えておくことが、とても重要となっています。
満タン給油してあれば、災害時に混雑するガソリンスタンドに並ぶ必要もなく、パニックバイを避けられます。
また、車を避難場所として活用し、プライベートスペースを確保することもできますね。
冬場はガソリンだけでなく、灯油も忘れずにプラス1缶備えておくと安心です。
灯油のホームタンクをお使いの地区でも、1缶余分に持つことで、災害時の安心度が高まります。
このようなことから、全石連と石油組合及び協賛3団体は、災害が起きても 「満タンで安心、灯油プラス1缶で安心」 をスローガンに、
灯油は1缶多めに備えておこう!
このように消費者の皆さんに呼びかけて、万が一の事態が発生した場合でも、混乱しないよう日頃の心構えの大切さを訴えています。
今年は 9月1日からテレビCMをはじめ、SNSやWEBサイトでの告知、また全国の石油組合SSでのポスター掲出などを通じて、満タン運動の啓発活動を行っていくそうです。
いつもご利用のガソリンスタンドで、こちらのポスターを確認してみてくださいね!
満タン運動のCM動画などについては、公式HPでも閲覧できるので、気になる方はチェックしてみてください。
もうすぐ防災の日を迎えますが、この機会に満タン運動と合わせて、お近くの住民拠点SSについても調べておくと良さそうですね!
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車の燃料メーターが半分程度になったら、こまめに満タンにしておこう!