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2022年3月25日
ガソリン補助金。
「ガソリン価格抑制補助金」や「燃料油価格激変緩和補助金」などと言ったりもしますね。
昨年12月に設けられて、レギュラーガソリン全国平均小売価格が170円を超えた場合に補助金が元売り各社に支給される 制度となります。
上限 5円 / Lでスタートしましたが、3月10日以降は 上限 25円 /L に引き上げられました。
ガソリン価格と補助金支給額を時系列でまとめてみたわ。原油価格も合わせてチェックしてみて。
今年 1月24日のレギュラーガソリン全国平均小売価格が 170.2円となり、制度の基準となる170円を超えたため、1月27日以降に初めて 1L当たり 3.4円の補助金の支給されました。
◇ 支給 3週目となる2月10日から、補助金上限額 5円に到達。
3月10日より補助金の上限額は、25円に引き上げ。
3月末までとしていた制度の期限延長も検討へ。
ガソリンの実勢価格が1リットル当たり197円まで上昇しても、店頭価格の全国平均を172円程度に抑えるように設定されました。
◇ 3月10日の補助金は、前週比 +12.7円となる 17.7円を支給。
◇ 3月17日には、上限 25円を支給。
ガソリン価格+補助金の欄を見てみて。補助金がないとガソリン価格は、3月中旬には190円を超えていたのかもしれないのね。
先週は、新たな上限にも達してしまったね。今週は、少し下がってよかった。
ガソリン補助金には、今年度予算の一般予備費4,500億円のうち、3,500億円程度を投入しています。
原油価格は、一時期 150ドルに到達するかも!?という見方もありましたが、現在はそこまでの値上がりはしないという見方が多いようです。
ただ、今後のウクライナ情勢次第では原油価格の予想は難しいですね。
現在も WTI原油価格は110ドル台となっており、一旦値上がりは落ち着いたものの、決して安くなったということはありません。
政府はトリガー条項の凍結解除を含め対策を検討しているようですが、4月以降の対策はどのようになるのでしょうか。
イギリスでは、ガソリンなどの燃料税を1年にわたり、1リットルあたり5ペンス(約8円)引き下げると発表があったわ。
日本でも、トリガー条項の発動や二重課税の廃止を求める声も多くあるよね。
今後もガソリン価格や補助金など政府の動きに注視しないと。
ガソリン価格が高いと、ついつい満タン給油を避けてしまう方もいるかもしれませんが、先日福島県沖を震源とする震度6強の地震があった際に、一部のガソリンスタンドでは行列ができていたようです。
いざという時に慌てないためにも、ガソリン価格を気にしながらも、満タン給油も心がけたいですね。
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結局、ガソリン補助金って今どうなっているの!?