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2023年1月13日
2023年初めの【集計レポート】では、レギュラーガソリン全国平均 163.5円となり、2週連続横ばいでのスタートとなりました。
≫ 【集計レポート】2023年1月9日(月)時点のガソリン全国平均価格
2022年のガソリン価格は高値維持と、非常に厳しい1年となりましたが、2023年はどうなるのでしょう!?
ガソリン補助金が入っても、この高値だったから参ったわ。2023年のガソリン価格はどうなるかしら!?
これまでのガソリン価格、ガソリン補助金、原油価格の推移などを踏まえて、2023年のガソリン価格の動向を予想してみましょう。
現在のガソリン価格には、ガソリン補助金が支給されており、レギュラー 168円(※) となるように補助金支給額が調整されています。
そのため、ガソリン価格はほぼ横ばいの状態が続いています。
ガソリン補助金が支給されなくても、レギュラー 168円を下回らない限り、ガソリン価格が今より安くなることはありません。
2023年1月最初のガソリン補助金支給額は 15.6円。
つまり、現在のガソリン価格より 15.6円以上値下がりをしない限り、私たちが購入するガソリン価格が値下がりすることはないの。
10円以上値下がりするって大変そう。2023年もしばらくはガソリン価格の横ばいが続きそうだね。
ガソリン補助金の上限額は、これまで 1L当たり 35円でしたが、今年1月より段階的に毎月2円ずつ引き下げられ、5月には上限 25円となります。
ガソリン補助金上限額は 1月=33円、2月=31円、3月=29円、4月=27円、5月=25円と減少していきます。もし上限を超過した場合は、超過分への1/2支援は維持することとなります。
今年9月末までガソリン補助金の実施は決定していますが、出口戦略を見据えての上限引き下げとなるようです。
最近は上限に達していないから、ガソリン補助金の上限額が引き下げられても、ガソリン価格が大きく変動することはなさそうね。
ガソリン補助金支給額は、昨年6月には上限額を上回り 40円以上支給された時期もありました。12月以降は、引き下げ予定の上限額 25円を下回る週が続いています。1月最初の支給額は15.6円でした。
ガソリン価格の動向をチェックするのに、やはり原油価格の動きは欠かせません!
WTI原油価格1年推移を見て分かるように、昨年6月をピークに徐々に値下がりしています。現在の原油価格は昨年1月時点よりも安く、1バレル = 70ドル台を推移しています。
昨年 2022年1月10日は、まだガソリン補助金が支給されていませんでしたが、レギュラー 160.9円でした。
≫ 【集計レポート】2022年1月10日(月)時点のガソリン全国平均価格
原油価格だけ見ると、もっとガソリン価格下がってもいいのに~と思っちゃう。
そうね~。ただ、円安は一時より落ち着いたとは言え、昨年1月と比べるとまだ 1ドル20円程安いし、一概に比較するのも難しいわね。
2023年の原油価格の動向には、どのような要因が関係してくるのでしょうか。
・ 中国では新型コロナ対策を大きく変化したことから、需要拡大の可能性。
・ ロシア産原油の供給に対する制裁の影響
今年もロシアの影響はまだ続きそうです。昨年12月に、ロシアへの制裁の一環として、G7とEU、オーストラリアで、ロシア産原油に 1バレル = 60ドルの価格上限を設けました。これは国際的なエネルギー供給を損なわないようにしながら、ロシアの収入を減らす狙いがあります。
やっぱりガソリン価格を予測するのは難しいね。
だからこそ、ガソリン価格や原油価格に動きがあったら、gogo.gsニュースで紹介して、流れを追っていきましょう。
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2022年は、1年を通して160円を下回ることはなかったね。